冬の庭。ようやく色づき始めました。

狭小地で育つ日陰や半日陰の樹種と
日向の鉢植えで育つ樹種 を試験的に色々育てています。
単純に樹木や緑に包まれた場所が好きなのと
樹木と建築は一体となって計画されるべきと考えているので
樹種の特性を知っておきたい為です。
最近仲間入りしたのは
日向の鉢植えで育つシンボルツリーとなる樹種3本です。
手前の苗から
1.フェイジョア(アポロ)
2.ジューンベリー
3.ブルーベリー(ティフブルー)
正面の樹高1.4m樹木はオリーブ

正面の樹高1.4m樹木はオリーブ
1.フェイジョア(アポロ)
フトモモ科フェイジョア属の常緑低木
別名:パイナップルグアバ
シルバー色の葉と丸い葉の形の樹種。
可愛らしい花も咲き、美味しい実もなるという点で魅力的。
常緑樹だとやや重い印象となりますが、軽い印象の目隠しとしての可能性も探りたいところです。
成長は遅め、気長に育てる必要があります。
2種以上で結実するため、2種以上の植樹が必要。
アポロは甘くて自家結実性があるとされている人気の樹種。

2.ジューンベリー
バラ科 / ザイフリボク属の落葉樹
花が白く、実が赤く華奢な樹形が人気の樹種。
等々力街区計画のメインの部分に植樹しました。
→等々力街区計画
アブラムシやイラガといった害虫も発生したようです。
樹木には虫が発生する可能性があると認識し、上手に付き合う必要が
あるとつくづく感じます。実のなる樹木は虫や鳥もやってくる、考えてみれば当たり前のことですね。人間が食べて美味しいのですから。

3.ブルーベリー(ティフブルー)
ツツジ科 / スノキ属の落葉樹
2年ほど前にブルーベリー2種を植え、無事に大きく育ち実も少量ながら美味しく、楽しんで育てていました。
ところが9月上旬、1本のブルーベリーの半分が一気に枯れ、数日後、全て枯れてしまいました。
土の中にコガネムシの幼虫が繁殖し根を食いつくしたようで、実際掘り起こしてみると再起不能なほど根がありませんでした。かなりショックを受けましたが、ブルーベリーの被害としてはよくあることで、土の中にコガネムシが卵を産み付けないように、バークチップやシートで防御する必要があるそうです。
残りの一種では結実せず、追加で同じ樹種を購入した次第。


これはオリーブの葉で見よう見まねでリースにしたものです。
家づくり、お庭造りのご参考になれば、幸いです。


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